「この人間は身も心も本来このような怪物であったのか」
「この怪物はこの人間の形を持っていたのか」
って思いながら戦闘している様子を眺めている
オートだと何も考えずのんびりできるからメギドたちが生き生きと戦うところを見ていられる
動いている様子はひとりひとり違っているが、皆共通して奥義の瞬間はエネルギーが爆発するさまが感じられる
強くて美しい、神話生物みたいだ
バラムの奥義モーションは割とネタにされがちだが、あの余裕を持った動きが彼らしくてとても好きで「見とけよーおらよっと!」って感じがする
メギド体ではあの目隠しされて青い涙か血液かを流し絶叫しているような顔が特に好きだ
バラムの、いろんな何かが詰まってる感じがする
半メギド体と呼ばれる絵が大好きでよく(主にプルソンを)描いているんだけど、メギド体とヴィータ体、怪物と人間の融合というのがすごく魅力的に思う
物語世界において時に対になる概念が混ざり合い、どちらでもなくどちらでもある存在になるのがある種の完全性や世界観を思わせる
プルソンはヴィータがメギドを抱え込むことで不完全なメギドとなり、不完全ゆえに己と世界を知るっていうところがあってまさに半メギド体が似合うなあと思っている
バラムはメギドとしてメギドの魂で生きているが彼の心に「ヴィータ」というアンカーが撃ち込まれているって思っている
(転生メギドも、そして今やヴィータ体をとることが日常になった純正メギドも多かれ少なかれそうなんだろう)
ひょうひょうとしているような、からかうようなはぐらかすような彼を軍団につなぎとめるアンカーでもあるのだろうか
それはそれとしてバラム、おもしろいですね
人望ないけど決して軽んじられてはいない加減が好きです
人を小ばかにしつつも決して侮りはしないところもいい
邪魔はしてくるけど邪魔にはならないっていう、長年の友達みたいな感じがある
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今回の絵はボールペンで描きました
スキャンして濃度調整してちょっと加工しました
どこまで塗り込んだらいいのか加減がよくわからなくて画面が重苦しくなる前に完成としました
ちょくちょく描いてはいるんだけど下描きで終わっているものが多いので、今回はひとまず仕上げられたのでよかった
引き続きのんびり描いていきたい
素敵な絵が見られて嬉しい!
返信削除私も彼のメギド体のなんらかを目から流してる顔、表情も含めて好きです。
ありがとうございます!いい気になってしまいます
削除メギド体のあの顔、いいですよね! 地獄の住人感もあって素敵です